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ウィーン金貨とメイプルリーフ金貨を徹底比較!価値があるのはどっち?売却のコツも紹介
2025年4月29日
「ウィーン金貨とメイプルリーフ金貨、どちらを購入すべき?」
「今持っている金貨はいつ売るべき?」
そんな悩みを抱えていませんか?
ウィーン金貨とメイプルリーフ金貨は、どちらも純度99.99%の高品質な投資用金貨で、基本的な買取価格はほぼ同じです。しかし、デザインや特徴、市場での人気には興味深い違いがあります。
本記事では両金貨の特徴比較や最新の買取相場はもちろん、金貨を適正価格で売るためのポイントまで詳しく解説します。
これから金貨投資を検討する方も、すでにお持ちの方も参考になる情報を紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
【比較】ウィーン金貨とメイプルリーフ金貨の基本情報
ウィーン金貨とメイプルリーフ金貨はどちらも世界的に評価の高い投資用金貨です。両者とも純度99.99%の高品質ながら、特徴に明確な違いがあります。
ウィーン金貨とメイプルリーフ金貨の特徴を比較
ウィーン金貨 | メイプルリーフ金貨 | |
発行国 | オーストリア | カナダ |
発行開始年 | 1989年 | 1979年 |
純度 | 99.99% | 99.99% |
主なサイズ | 1オンス、1/2オンス、1/4オンス、1/10オンス | 1オンス、1/2オンス、1/4オンス、1/10オンス、1/20オンス |
表面デザイン | ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の楽器 | エリザベス女王/チャールズ国王の肖像 |
裏面デザイン | ムジークフェラインザールの大オルガン | カナダのメイプルリーフ(楓の葉) |
芸術性の特徴 | クラシック音楽をモチーフにした精緻なデザイン | シンプルで象徴的なデザイン |
偽造防止機能 | 精密な彫刻技術 | 放射状ライン |
ウィーン金貨はオーストリア造幣局発行で、音楽をテーマにした芸術性の高いデザインが特徴です。
メイプルリーフ金貨はカナダ王室造幣局製造で、最新の偽造防止技術を備え、セキュリティ面で優れています。
しかし近年は偽造品も出回っているため、本物と偽物の見分け方についての知識を持っておくことも大切です。
メイプルリーフ金貨の本物と偽物の違いは、以下の記事でも解説しています。気になる方はぜひあわせてご覧ください。
関連記事:【要注意】メイプルリーフ金貨の偽物の見分け方とは?出回る理由や本物の特徴も解説
ウィーン金貨とメイプルリーフ金貨のサイズ・形状を比較
ウィーン金貨 | メイプルリーフ金貨 | |||||||
サイズ | 重量 | 直径 | 厚さ | 額面 | 重量 | 直径 | 厚さ | 額面 |
1オンス | 31.1035g | 37.00mm | 2.0mm | 100ユーロ | 31.1035g | 30.00mm | 2.8mm | 50カナダドル |
1/2オンス | 15.5517g | 28.00mm | 1.8mm | 50ユーロ | 15.5517g | 25.00mm | 2.2mm | 20カナダドル |
1/4オンス | 7.7758g | 22.00mm | 1.4mm | 25ユーロ | 7.7758g | 20.00mm | 1.7mm | 10カナダドル |
1/10オンス | 3.1103g | 16.00mm | 1.2mm | 10ユーロ | 3.1103g | 16.00mm | 1.2mm | 5カナダドル |
両金貨は同じ重量でも形状が異なります。ウィーン金貨は直径が大きく薄い形状、メイプルリーフ金貨はコンパクトで厚みがあるのが特徴です。
どちらの金貨も投資用金貨として世界中で高い評価を得ています。
購入や売却を検討する際は、「ゴールドウィン」にぜひご相談ください。専門知識を持ったスタッフが最適なアドバイスを提供いたします。
ウィーン金貨とメイプルリーフ金貨の価値|どっちが価値ある?
ウィーン金貨とメイプルリーフ金貨はどちらも純度99.99%の24金製で、基本的な価値は同等です。現在の市場では、両者はほぼ同じ価格で取引されています。
以下が現在の買取相場(2025年4月17日時点)です。
サイズ | 店頭小売価格(税込) | 店頭買取価格(税込) |
1オンス | 557,127円 | 508,476円 |
1/2オンス | 283,869円 | 253,739円 |
1/4オンス | 146,858円 | 125,903円 |
1/10オンス | 60,136円 | 50,474円 |
どちらの金貨が価値があるかは、単純な買取価格だけでなく、購入目的や市場環境、個人の好みによっても変わってきます。
もし金貨の購入を検討しているなら、自分の目的や好みに合わせて選ぶのが大切です。
投資目的で広く流通しやすい金貨をお探しならメイプルリーフ金貨、
ヨーロッパでの人気やコレクション性を重視したい方はウィーン金貨がおすすめです。
現在お手持ちの金貨の価値を正確に知りたい方や、売却をお考えの方は、ぜひ「ゴールドウィン」にご相談ください。メイプルリーフやウィーン金貨など、さまざまな金貨の取り扱いに精通した鑑定士が対応いたします。
金貨の価値は「純度・重量・希少性・市場需要」で決まる
金貨の価値を決定する要素として、まず基本となるのは純度と重量による「金としての価値」、そしてそれに加わる希少性や市場需要による「プレミアム価値」です。
これらの要素がどのように金貨の最終的な価格に影響するのかを理解し、投資や売却の判断に役立てましょう。
純度と重量
金貨の基本的な価値は、純金の含有量によって決まります。ウィーン金貨もメイプルリーフ金貨も、純度99.99%(24金)と極めて高い純度を持っています。この純度に重量を掛け合わせることで、金貨に含まれる純金の量が計算でき、これが基本価値となります。
たとえば1オンス(約31.1g)の金貨には、ほぼ31.1gの純金が含まれています。純度と重量はどの金貨でも客観的に測定できるため、最も安定した価値決定要因といえるでしょう。
希少性と発行数
発行枚数が少ないほど、金貨の希少性は高まります。とくに限定発行の記念金貨や、生産が終了した過去の年号の金貨は、時間の経過とともに市場での流通量が減少し、希少価値が高まる傾向があります。
ウィーン金貨では、2004年発行の100,000ユーロ記念金貨(世界で15枚限定)や、2014年の25周年記念セット(5,000セット限定)などがプレミアム価値を持ちます。メイプルリーフ金貨でも、特別なデザインの限定版や、発行数の少ない年のものは通常版より高値で取引されることがあります。
市場需要と金相場
最終的な金貨の価値は、世界の金相場と市場での需要によって大きく影響を受けます。金相場は国際情勢や経済状況によって日々変動し、これが金貨の基本価値を左右します。
さらに、投資家やコレクターからの需要の強さも重要です。たとえば、経済不安の時期には「安全資産」としての金への需要が高まり、価格が上昇する傾向があります。
「ゴールドウィン」では、金貨の価値を正確に見極め、適正な価格での買取を行っています。無料査定もご利用いただけますので、お気軽にご相談ください。
ウィーン金貨とメイプルリーフ金貨を高く売る4つのコツ
金貨を所有している方が最も高く売却するためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。
- インゴット単価での買取を確認する
- 金相場が上昇するタイミングを狙う
- 傷や汚れから守って状態を保つ
- 複数の専門店で査定を比較する
インゴット単価での買取を確認する
投資用金貨であるウィーン金貨とメイプルリーフ金貨は、一般的な金製品(リングやネックレス、仏具など)とは異なり、インゴット(金の延べ棒)と同等の単価で買取されるべきものです。
通常のK24の地金製品と比較して、およそ2%高い価格設定が一般的です。
この差は少ないように思えるかもしれませんが、保有する金貨の枚数や重量が多ければ多いほど、金額差は大きくなります。
たとえば1オンス金貨10枚では、2%の差でも約10万円以上の差額になることもあります。売却時には必ず「インゴット単価での買取」であることを確認しましょう。
金相場が上昇するタイミングを狙う
金価格は日々変動しており、タイミングによって買取価格に大きな差が生じます。
一般的に金相場が上昇する傾向がある時期としては、年末年始や国際情勢が不安定化する時期などが挙げられます。
金相場のトレンドを把握し、上昇局面での売却を検討するのも一つの戦略です。
傷や汚れから守って状態を保つ
金貨の買取価格は、状態によって大きく左右されます。とくに投資用金貨は未使用の新品状態が最も高く評価されるため、保管方法に注意が必要です。
傷や指紋などから金貨を守るためには、専用のケースやカプセルを使用し、直接手で触れることは避けましょう。やむを得ず触れる場合は、柔らかい綿手袋の着用がおすすめです。
また、湿気の少ない場所での保管も重要です。良好な状態を維持することで、買取時に高い評価を得られるでしょう。
複数の専門店で査定を比較する
金貨の買取価格は店舗によって異なります。買取価格の差は店舗の専門性、在庫状況、販売ルートなどさまざまな要因によって生じます。最低でも、3店舗以上で査定を受けて比較しましょう。
当店「ゴールドウィン」では、さまざまな種類の金貨に精通した鑑定士が在籍しています。
金貨の価値を正確に見極め、市場相場に基づいた適正価格での買取を行っています。
お手持ちの金貨の価値を知りたい方は、ぜひ一度無料査定をご利用ください。
まとめ|正しい知識で金貨の資産価値を高めよう
ウィーン金貨とメイプルリーフ金貨は、どちらも純度99.99%の高品質な投資用金貨です。
金貨の価値は、主に「純度・重量・希少性・市場需要」で決まり、高く売るためには以下のポイントが重要です。
- インゴット単価での買取確認
- 金相場上昇時の売却
- 良好な状態の維持
- 複数店舗での査定比較
金貨投資や売却を検討する際は、これらの知識を活用して適切な判断をしましょう。
「ゴールドウィン」では、お客様の大切な金貨を適正価格で査定・買取いたします。
大阪の梅田・難波エリアで金貨買取を検討されている方は、お気軽にご相談ください。
ウィーン金貨とメイプルリーフ金貨のよくある質問
メイプルリーフ金貨の偽物を見分ける方法はある?
メイプルリーフ金貨の偽物は、精密なライン、楓の葉の細部、セキュリティマーク、そして正確な重量と寸法をチェックすることで見分けられます。
とくに2013年以降のメイプルリーフ金貨には、目に見える放射状のラインと微細なレーザー加工された楓の葉のセキュリティマークが施されています。
また、重量や直径が公式サイズと一致するかも重要な確認ポイントです。偽物かどうか不安な場合は、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:【要注意】メイプルリーフ金貨の偽物の見分け方とは?出回る理由や本物の特徴も解説
ウィーン金貨とメイプルリーフ金貨はどちらが投資に向いている?
ウィーン金貨はコレクション価値と欧州市場での評価が高く、メイプルリーフ金貨は世界的知名度と流動性に優れています。投資目的や市場状況に応じて選ぶのがベストです。
長期保有を考える場合はウィーン金貨のコレクション価値の上昇を期待できる一方、より換金性を重視するならメイプルリーフ金貨の世界的な流通性が有利に働く可能性があります。
最終的には、投資家個人のスタイルや市場環境によって最適な選択は変わってきます。
金貨の保管に最適な方法は何?
金貨の保管には、酸化や傷を防ぐ専用のケースや空気に触れないカプセルを使用し、湿度と温度が安定した場所に保管し、必要に応じて金庫や銀行の貸金庫も検討すると良いでしょう。
とくに素手で直接触れると指紋の油分が金貨に付着し、長期的に変色や劣化の原因となります。取り扱う際は柔らかい綿手袋を使用し、高湿度の場所や直射日光が当たる場所は避けてください。
ゴールドウィン 梅田店 店長 中村監修 古物許可番号621010160159